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イワカガミ(岩鏡) イワウメ科|イワカガミ属

イワカガミ
撮影日:2008年7月2日|場所:山形県鶴岡市月山弥陀ヶ原

この写真は7月2日に撮影したものですが、時期的には少し遅かったようです。あまり言い写真が撮れていません。 
岩鏡は、山の斜面や岩場などに生えているようですが、私が見たのは、この弥陀ヶ原の湿地だけです。花期は標高によって違うようで、早いところでは4月終わり頃から咲くようです。
調べて見ると、「草状の小低木<」となっているものと、「多年生の草本」となっているものがあり、草なのか木なのかはっきりしません。
山と渓谷社の「山に咲く花」には記載されていないので、「木」なのかもしれませんが、見た目は「草」です。


 
ショウジョウバカマ・メモ
■イワカガミの特徴
褐色の花茎を垂直に10〜15cmほど伸ばし、その先端に、総状花序をつけ、淡紅色の花を3〜10個ほど付けます。
ガクは茎と同じ褐色で5裂、花は、直径1〜1.5cmの漏斗形で5裂し、花弁の先端は細かく裂けています。
横向きにうなだれた感じで咲いているところは、どこかショウジョウバカマの姿に似ています。
葉は丸く光沢があり、「岩鏡」の名の由来になっています。
イワカガミ ▲褐色で光沢のあるガク。
イワカガミ ▲うなだれた感じで咲く。
イワカガミ ▲月山の弥陀ヶ原では、チングルマと一緒に咲いていた。