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撮影日:2008年6月7日|場所:千葉県習志野市秋津
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ヘラオオバコやニワゼキショウ、コメツブツメクサなどが咲いているちょっと荒れた草地を探してみると、こんなかわいいピンクの小さな花を見つけることがあります。
名前はハナヤエムグラ。名前もちょっとかわいらしい。
草丈は20〜50cmほどで、花が咲いていなければヤエムグラと間違いそうです。
ヤエムグラは道端や草むらなど、どこでも見られる、昔からある雑草ですが、このハナヤエムグラは、1961年と比較的最近発見されたヨーロッパ原産の帰化植物で、どちらかと言えば、荒れ地や埋立地などで見ることが多いような気がします。
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<2011年6月10日>
ヤエムグラとハナヤエムグラの見分け方は、花の大きさと実の付き方だそうです。ヤエムグラの花は小さくて、よくよく見ないと花を見つけられませんが、ハナヤエムグラに花は、比較的大きく、淡いピンク色をしているので、見つけやすく、花が咲いていればヤエムグラと間違えることはなさそうです。
また、ヤエムグラは、花が咲いているときに、すでに花の下に実をつけているそうですが(この写真では、実は見えないようですが…)、ハナヤエムグラは実をつけていません。
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▲ハナヤエムグラの花。
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▲ヤエムグラの花。
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ハナヤエムグラ・メモ
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■ハナヤエムグラの特徴
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▲かわいいピンクの花。
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▲荒れ地などに群生。
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花の大きさは3〜5mm。筒状で先が4裂しています。
花柄はほとんどなく、先端の葉の間から数個花序をだし、花を咲かせます。
雄しべは4本で雌しべの花柱は2本です。
荒れ地などに生育するため、周りにある草が大きいと草丈も大きくなるようです。
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▲5〜7枚の葉を輪生
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茎は、根元で数本に枝分かれて地を這い、枝先を直立させて花をつけます。
茎の断面は4角形で、1〜2cm間隔で細い葉を5〜7枚輪生します。
茎と葉には、細かな毛がまばらに生えています。
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