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撮影日:2009年4月29日|場所:千葉市幕張海岸
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子供のころは、ヘラオオバコなど見たことはありませんでしたが、今は、空き地や荒れ地、道端などいたるところで目にします。背が高く群生するので非常によく目立ちます。
オオバコの仲間で、作りは基本的に似ているのですが、葉の形が細長くへら状で、茎を一本20cmから、長いものでは40cmほども伸ばし、茎の先端に、紡錘形の蕾(小さな花の集合)を一つつけて、下から順番に白い花を輪状に咲かせます。花期は長く、4月下旬頃から6月下旬頃まで咲いています。
素朴な割には、群生して風に揺れているところなどは、どこか優雅で美しささえ感じます。
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ヘラオオバコ・メモ
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■下から順番に咲く花
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ヘラオオバコの花は、輪状に下から上に向かって咲いていきますが、蕾の頃の花穂(というのか?)の長さは、2cm程度ですが、咲いている途中でも、花穂がどんどん伸びているようで、花の終る頃には、5〜6cmにもなっているものもあります。
花が終わった後は、枯れた感じであまりきれいとは言えません。
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▲一番きれいに見える頃
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▲咲く前の蕾。この頃もかわいい
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▲終わりに近づくとグロテスク?
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ヘラオオバコは薬用としても使われているようです。
生の葉をすりつぶし、その液を傷口に直接塗ったり、また、根や葉を乾燥し、煎じて服用すれば、去痰や利尿に効果があると言われているようです。
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