中国原産の雌雄異株の高さ15mにもなる落葉高木で、日本には奈良時代に持ち込まれたといわれます。現在でも川沿いや公園などで見かけます、また街路樹としてもよく利用されています。マンガや映画などでお化けが出るシーンに出てきますが、枝が垂れている様子が何となく不気味だからでしょうか。
春になると鮮やかな黄緑の新芽と同時に、ネコヤナギの花を細く小さくしたような緑色の花をつけます。花が葉と同じ色をしているために、あまり目立たず、花が咲いていることに気付かない人も多いようです。
実は、私もシダレヤナギの花は初めて見ました。いつも傍を通っているのに気がつかなかったのです。木の下を野の花を探しながら下を向いて歩いていたら、花がたくさん落ちていたのでやっと気がついたという次第でした。
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